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目的
創造的な英作文能力の向上をねらいとし、自分だけの独特な物語を英語で表現する活動を通じて、発想力・表現力・文章構成力を養う。また、「英語を書く楽しさ」や「伝わる喜び」を体験し、意欲的なライティングへの姿勢を育てる。
流れ
1. ウォーミングアップ：想像力スイッチON！
教師が黒板に「What can you create with your imagination?」と問いかけ、発想を広げる小さな活動を行う。
例：Imagine you have a magic pencil. What do you draw?（もしも魔法のえんぴつがあったら何を描きますか？）
生徒は1文〜2文で発表し合う。ペアやグループでお互いのアイデアを共有し、面白い発想をピックアップ。
生徒例："I draw a door to the world of chocolate." "I draw a flying robot cat."
例：Imagine you have a magic pencil. What do you draw?（もしも魔法のえんぴつがあったら何を描きますか？）
生徒は1文〜2文で発表し合う。ペアやグループでお互いのアイデアを共有し、面白い発想をピックアップ。
生徒例："I draw a door to the world of chocolate." "I draw a flying robot cat."
2. ストーリー工場へようこそ！君だけの物語ビルディング
本時の中心活動。教師は「君は今から想像の“ビルダー”！自分だけの物語を英語で作り出そう」と全体にワクワク感を演出しつつスタート。
①ストーリーパーツカード配付
主人公・場所・アイテム・特殊な出来事など、英語で書かれたカード（例：dragon, old castle, smartphone, sudden rainstorm など）を配る。カードは自分で引いたり、友だちと交換してもよいルールにして、楽しさ＋偶然性を演出。
②物語構築タイム
生徒は自分のカード（2〜4枚）を使い、内容を盛り込んだ英語の短い物語（5〜7文程度）をノートに書く。
・サポート例文（黒板/プリント掲示）：
Once upon a time, there was a (card1).
One day, (card1) went to (card2).
Then, (something strange happened: card3).
The (card1) used (card4) to solve the problem.
In the end, ……
活動中、教師はアイデアに詰まった生徒に「What does your character want?」「How did the item help?」など声かけする。電子辞書・単語リスト利用もOK。
①ストーリーパーツカード配付
主人公・場所・アイテム・特殊な出来事など、英語で書かれたカード（例：dragon, old castle, smartphone, sudden rainstorm など）を配る。カードは自分で引いたり、友だちと交換してもよいルールにして、楽しさ＋偶然性を演出。
②物語構築タイム
生徒は自分のカード（2〜4枚）を使い、内容を盛り込んだ英語の短い物語（5〜7文程度）をノートに書く。
・サポート例文（黒板/プリント掲示）：
Once upon a time, there was a (card1).
One day, (card1) went to (card2).
Then, (something strange happened: card3).
The (card1) used (card4) to solve the problem.
In the end, ……
活動中、教師はアイデアに詰まった生徒に「What does your character want?」「How did the item help?」など声かけする。電子辞書・単語リスト利用もOK。
③ペアで「ストーリー工場 ワークショップ」
書けた生徒同士がペアになり、英語で自分のストーリーを発表し合う。
ロールプレイ例：
A: "My story is about a brave cat and a spaceship."
B: "That's interesting! How did the cat use the spaceship?"
A: "The cat flew to the moon to find cheese!"
教師は、問い返し例（"What happened next?" "Why did you choose that ending?"など）を提示し、活発なやりとりを促す。話し終わったら、お互いのストーリーの中で「おもしろいポイント・新発見」を1つずつ付箋に日本語でメモし渡すことで、交流の証・フィードバックとする（例：「発想がすごい！」「アイテムの使い方がユニーク」など）。
書けた生徒同士がペアになり、英語で自分のストーリーを発表し合う。
ロールプレイ例：
A: "My story is about a brave cat and a spaceship."
B: "That's interesting! How did the cat use the spaceship?"
A: "The cat flew to the moon to find cheese!"
教師は、問い返し例（"What happened next?" "Why did you choose that ending?"など）を提示し、活発なやりとりを促す。話し終わったら、お互いのストーリーの中で「おもしろいポイント・新発見」を1つずつ付箋に日本語でメモし渡すことで、交流の証・フィードバックとする（例：「発想がすごい！」「アイテムの使い方がユニーク」など）。
④今日の自分振り返り
「今日、新しく書けた単語 or フレーズ」「自分の物語の気に入ったところ」「友だちのストーリーの印象的な部分」を英語＆日本語で3行程度ノートに記述する。
教師が「What did you enjoy about writing today?」と尋ね、数人の生徒にシェアさせる。「英語で想像の世界が広がる」の体験を意識的に言語化させる。
「今日、新しく書けた単語 or フレーズ」「自分の物語の気に入ったところ」「友だちのストーリーの印象的な部分」を英語＆日本語で3行程度ノートに記述する。
教師が「What did you enjoy about writing today?」と尋ね、数人の生徒にシェアさせる。「英語で想像の世界が広がる」の体験を意識的に言語化させる。
3. まとめと発表（共有タイム）
代表数名または希望者が全体の前で自分の英語ストーリーを発表。聞く側の生徒もリスニングの視点をもって質問したり、良かった点を挙げる。
発表者：英語を使って自信をもって発表する
他生徒：1つ質問（"Why did you choose that character?" など）
教師は、どんなアイデアも「面白い！」と肯定し、創造的な発想の価値を全体で共有。
発表者：英語を使って自信をもって発表する
他生徒：1つ質問（"Why did you choose that character?" など）
教師は、どんなアイデアも「面白い！」と肯定し、創造的な発想の価値を全体で共有。
指導上の留意点
・完璧な文法よりも「発想と伝達」を重視する姿勢をクラス全体で明確にし、生徒の「間違いを恐れずに書く」気持ちを大切に支援する。
・カードなどのヒント提示は、アイデアの壁を下げる効果がある。困った生徒には日本語で相談にのることもOKとすることで安心感を与える。
・出来上がったストーリーは誉める＋共有する場面を十分に設ける。短いコメントや質問を入れることで、交流型・協働的なライティング体験になる。
ICT活用可能な場合は、電子黒板で例文を表示したり、デジタルカードを活用する。
あくまで発想や楽しさを重視すること。
・カードなどのヒント提示は、アイデアの壁を下げる効果がある。困った生徒には日本語で相談にのることもOKとすることで安心感を与える。
・出来上がったストーリーは誉める＋共有する場面を十分に設ける。短いコメントや質問を入れることで、交流型・協働的なライティング体験になる。
ICT活用可能な場合は、電子黒板で例文を表示したり、デジタルカードを活用する。
あくまで発想や楽しさを重視すること。
準備するもの
- ストーリーパーツカード（英語表記、例：character, place, special item, happening など各10種類以上。紙 or デジタル）
- 発想を広げる例文プリント or スライド
- 電子辞書・単語リスト（主要なストーリー語彙を網羅）
- ノート・ペン、付箋紙
- プロジェクターや電子黒板（ICT活用時）
ストーリーパーツカード例（それぞれのカテゴリで選択式やシャッフル利用）
【キャラクター】dragon, talking dog, astronaut, girl with a red hat, robot, wizard
【場所】secret forest, old castle, space station, underwater city, desert island
【アイテム】smartphone, magic key, flying shoes, giant cake, invisible cloak
【出来事】sudden rainstorm, lost in maze, birthday party, time travel, a door appears
※カードは印刷したもの・デジタルくじ形式・Googleフォームなどでも応用可能
【キャラクター】dragon, talking dog, astronaut, girl with a red hat, robot, wizard
【場所】secret forest, old castle, space station, underwater city, desert island
【アイテム】smartphone, magic key, flying shoes, giant cake, invisible cloak
【出来事】sudden rainstorm, lost in maze, birthday party, time travel, a door appears
※カードは印刷したもの・デジタルくじ形式・Googleフォームなどでも応用可能
出典（参考文献）