特別活動
(小学校)
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レクの宝石箱~笑顔を集めろ!大作戦~ 
レクリエーション 
チームビルディング 
コミュニケーションスキル 
協力活動 
自己表現 
児童・生徒参加 
レク 
AI
更新:
27日前
作成:
1ヶ月前

目的

クラス全員が協力し、主体的にレクリエーション活動に取り組むことで、コミュニケーション力や協力性、相互理解を深める。
様々なレクリエーションを通してお互いの意外な一面や良さを発見し、ポジティブな雰囲気作りに貢献することをねらいとする。

流れ

1. レクの宝石箱へようこそ!~導入と世界観づくり~

教師が、クラスを“宝石ハンター”に、教室を“宝石箱”に見立てる設定で導入する。

教師:「みんな、今日は“レクの宝石箱”に眠る宝石=クラスのみんなの笑顔を集めるハンターです!1人でも多くのお友達から笑顔(宝石)を集めるため、協力してミッションをクリアしましょう!」

生徒は本日のプログラムにワクワク感を持ってスタート。「みんなで協力したり、新しいことに挑戦する中で、どんな宝石(発見や笑顔)が見つかるか楽しみ!」と声掛けし、活動への期待感を高める。

2. 宝石ハント!レクの笑顔ミッション(中心活動)

教師は宝石カード(色画用紙や模造紙で作成し、1枚に1つのミッションを書いたもの)を取り出す。ミッションは「自己紹介ジェスチャー」「6人で形づくり」「お題でチャレンジ伝言ゲーム」「反対ジャンケンリレー」など、全員参加型・盛り上がるものを準備。

レク宝石箱から、カードを1枚ずつ引く“宝石ハント”方式で進行。生徒はチームや全体でカードを引き、書かれたミッションに挑戦。“クリアできたら笑顔マーク(宝石)シールをカードに貼れる”とルールを明示。

具体例:
①「自己紹介ジェスチャー」
各生徒が自分の趣味や好きなもの(例:サッカー・猫など)をジェスチャーのみで表現。他の生徒がそれを当てる。
教員:「宝石ハンターの皆さん、自分の“キラキラした一面”をジェスチャーでアピール!これは誰のどんなこと?」
生徒:「(猫の仕草)」「(ギターを弾く仕草)」など

②「6人で形づくり」
6人1組で「ダイヤモンド」「星」「ハート」などの形を体全体を使って作る。どのチームも協力し合うことが大切。
教員:「最高の宝石型をチームで表現してみよう!」
生徒:「手をここに!」「もっと大きく広げよう!」など

③「お題でチャレンジ伝言ゲーム」
簡単なお題(例:「うさぎが空を飛ぶ」「アイスクリームが踊る」など)を最初の人が短いジェスチャーと一言で伝え、順番にリレーして正しく伝えられるか挑戦。
教員:「この“宝石ワード”が最後まで正しく届くかな?」
生徒:「(おどけて表現)」「あれ、違うかも?」と笑い合う

④「反対ジャンケンリレー」
ジャンケンをし、勝ったら負けた側のリアクションを即座に真似する“反対動作”をリレー形式で繋げていく。
教員:「負けたポーズをハンター全員で、せーの!」
生徒:「(大げさに負ける表現をする)」など

各ミッション後、クリアできたら全員で「やったー!」と宝石ゲットポーズ。教師が“本日集まった宝石(シール)の数”を大きな宝石箱風台紙に貼り、達成感を可視化する。

ミッションの雰囲気を盛り上げる演出例:
・BGMに宝探しのような音楽を流す
・司会役の生徒をロールで“宝石マスター”と呼ぶ
・宝石ペンダントや王冠型の小道具を用意し、ミッションリーダーに装着させる

活動を通して「普段あまり話さない友達の新発見」「助け合う場面」「積極的に挑戦する様子」など、クラスの良さ・絆が可視化されるよう工夫する。

3. 宝石(=笑顔)を振り返ろう!~まとめ・リフレクション~

シールを貼り終えた宝石箱を全員で眺めながら、この活動で得た楽しさや気づき、良かった点などをノートにまとめる。

教師:「今日の“宝石ハント”で見つけた一番の笑顔や発見は何でしたか?」
生徒の記入例:「みんなで協力して形を作るのが楽しかった」「〇〇さんが面白かった」「自分もジェスチャーでアピールできて嬉しかった」

最後に、教師または宝石マスターが本日の総まとめとして「今日集まった笑顔の宝石は、これからのクラスにも活かしていこう!」と締めくくる。

指導上の留意点

・恥ずかしさや苦手意識のある生徒にも配慮し、強制参加や一斉注目を避ける。
・チーム分けは事前に考慮してバランスを取り、孤立しやすい生徒への目配りを行う。
・活動中は教師や支援スタッフが各チームを回り、自然なサポートや声掛け、時には役割分担の調整を行う。
・全体の盛り上がりを重視しつつ、競争心が強くなりすぎないよう進行を工夫する(得点制より“全員クリア”の達成感を重視)。
・チャレンジ精神を讃え、多様な表現・個性を認める言葉掛けを心がける。

準備するもの

  • レク宝石箱(箱・カバンなど宝探し風の装飾を施す)
  • 宝石カード(模造紙・色画用紙などで20枚ほど、以下ミッション例参照)
  • 笑顔マーク型シール(100枚以上)
  • ミッションごと小道具(ペンダント、王冠、BGM再生用タブレットやスピーカー)
  • 筆記用具・振り返りノート
  • チーム分け用リスト・名札
<宝石カード例題(5種類)>
1. あなたの好きなものをジェスチャーで伝えよう!
2. チームで「星型」を作ってみよう!
3. お題「アイスクリームが踊る」を伝言ゲームで伝えてみよう!
4. グループで相手のジャンケン負けポーズをそろえてみよう!
5. みんなで“レクの思い出”ポーズを一つ作って発表しよう!
ICT活用アイディア:
BGMを流すためのBluetoothスピーカーや、活動の様子を写真や動画で撮影して後日振り返る際に利用できるタブレットなどを活用すると、より雰囲気を高めたり、記録が充実して生徒の振り返りにも役立つ。
このピースの活動は、クラス会や朝の会など、日常の様々な場面で活用・応用ができます。
出典(参考文献)
なし
レクの宝石箱~笑顔を集めろ!大作戦~
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