教師は宝石カード(色画用紙や模造紙で作成し、1枚に1つのミッションを書いたもの)を取り出す。ミッションは「自己紹介ジェスチャー」「6人で形づくり」「お題でチャレンジ伝言ゲーム」「反対ジャンケンリレー」など、全員参加型・盛り上がるものを準備。
レク宝石箱から、カードを1枚ずつ引く“宝石ハント”方式で進行。生徒はチームや全体でカードを引き、書かれたミッションに挑戦。“クリアできたら笑顔マーク(宝石)シールをカードに貼れる”とルールを明示。
具体例:
①「自己紹介ジェスチャー」
各生徒が自分の趣味や好きなもの(例:サッカー・猫など)をジェスチャーのみで表現。他の生徒がそれを当てる。
教員:「宝石ハンターの皆さん、自分の“キラキラした一面”をジェスチャーでアピール!これは誰のどんなこと?」
生徒:「(猫の仕草)」「(ギターを弾く仕草)」など
②「6人で形づくり」
6人1組で「ダイヤモンド」「星」「ハート」などの形を体全体を使って作る。どのチームも協力し合うことが大切。
教員:「最高の宝石型をチームで表現してみよう!」
生徒:「手をここに!」「もっと大きく広げよう!」など
③「お題でチャレンジ伝言ゲーム」
簡単なお題(例:「うさぎが空を飛ぶ」「アイスクリームが踊る」など)を最初の人が短いジェスチャーと一言で伝え、順番にリレーして正しく伝えられるか挑戦。
教員:「この“宝石ワード”が最後まで正しく届くかな?」
生徒:「(おどけて表現)」「あれ、違うかも?」と笑い合う
④「反対ジャンケンリレー」
ジャンケンをし、勝ったら負けた側のリアクションを即座に真似する“反対動作”をリレー形式で繋げていく。
教員:「負けたポーズをハンター全員で、せーの!」
生徒:「(大げさに負ける表現をする)」など
各ミッション後、クリアできたら全員で「やったー!」と宝石ゲットポーズ。教師が“本日集まった宝石(シール)の数”を大きな宝石箱風台紙に貼り、達成感を可視化する。
ミッションの雰囲気を盛り上げる演出例:
・BGMに宝探しのような音楽を流す
・司会役の生徒をロールで“宝石マスター”と呼ぶ
・宝石ペンダントや王冠型の小道具を用意し、ミッションリーダーに装着させる
活動を通して「普段あまり話さない友達の新発見」「助け合う場面」「積極的に挑戦する様子」など、クラスの良さ・絆が可視化されるよう工夫する。